四季は一年を通し見続けたから季節のうつろいが分かります。民のいる歴史とは、ここに暮らし、何十年も同じ山河を見、生活の息吹の中で考えたから書けるものです。中国山地の古い町(奥出雲)の古代から近世までの歴史文化の冊子です。
中国山地の奥深い山間の道を進むと大樹に包まれた大きな門構えの屋敷が現れます。それが「鉄師」の住む館で、今は一部記念館として運営されています。たたら製鉄はカンナ流しによる砂鉄の採取だけでなく、採取後の田んぼ利用による棚田を生み、美味しい米を生産します。そんな地元の生活文化と合わせて紹介します。
ビジネスは価値を生み出すことに意義があり、旅は体験することを通して思い出を深めます。そんな二つを繋ぐ古民家での生活。地元のひとたちと暖を囲んで体験してみませんか。