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4. たたら製鉄と文化を伝える絲原家と『絲原記念館』(後篇) 【動画配信】

たたら製鉄と地方の近代化を目指して(奥出雲大谷)

たたら製鉄と文化を伝える絲原家と『絲原記念館』(後篇)

シリーズ『島根の文化と歴史』
「神々の国」島根の歴史と文化を美しい自然と人とひとの出会いの物語を通して、島根の旅をお考えの皆様にお送りします。

たたらの里

概要

後編

【金屋子神社】

記念館を出、母屋に向かう途中、右奥に金屋子神社があります。金屋子神は、タタラ場や鍛冶屋で信仰されている神です。

金屋子神社の総本社は安来市広瀬町の森にあり、県の文化財にも指定されています。本社から絲原家に分祀されたものです。

金屋子神社

【母屋】

1924年に建築され登録有形文化財!の建物。絲原家の敷地中央にあり、かつてはたたら製鉄の現場と隣接していました。入母屋造で、地元民家の形式に似ていますが、間口30mに及ぶ大規模建物では。また書院座敷には近代大工技術の匠の技が活かされています。

絲原家・座敷

【庭園】

2018年(平成30年)6月、国の登録記念物(名勝地)に指定されました。
約360坪の中に約22坪の池泉のある池泉回遊式の出雲流庭園です。江戸時代末期から築庭にかかり明治時代中頃に完成したものです。庭園の特徴は、書院前の飛び石組手法(細長い短冊石と丸い石の組合せ)です。大正時代末期の母屋新築の際に整備され、その主要な部分が現在まで残っています。

出雲流庭園

【茶房十五代】

登録有形文化財!の建物の中にあり、もともとは事務所として使われていました。ほとんど当時のままで、調度品もそのころ使用されていたものです。

素晴らしい材木とともに、昔懐かしいすりガラスとランプの灯は、美味しい珈琲とスイーツを一層美味しく際立てます。

毎日、営業終了後に掲載されるSNSの写真は、なぜか「ホットする」、そんな温かい写真と文章です。

店内
絲原家十六代の奥様・優子さん

協力:公益財団法人『絲原記念館』

語り:尾方豊

企画・制作:webサイト『島根国』
製作協力:株式会社オウコーポレーション

■ 絲原記念館 問い合わせ
 住所 島根県仁多郡奥出雲町大谷856-18
 電話 0854-52-0151 
 アクセス JR木次線出雲横田駅からタクシーで16分
 ホームページ http://itoharas.com

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