• ~旅と日々の出会い~
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木次線をゆく、お座敷列車の旅

匿名(島根県在住)

私が現役の公務員であった平成8年10月12日に、「木次線をゆくお座敷列車の旅」という部のリフレッシュ事業が開催され、私も参加した。

職員だけでなく親子も含めて総勢50人程度の大集団がお座敷列車をチャーターして、米子から三井野原まで1日かけて往復するという超豪華な旅であった。

車内では朝から飲酒をしながら麻雀をする職員、お茶会で話が盛り上がる女性職員、この時とばかり家庭サービスに明け暮れる職員、と今では想像できない光景が列車という狭い空間の中でゆったりと流れて行った。

三井野原で昼食をとって、帰路につくまであっという間であった。木次線を大いに利用しようという雰囲気の中でのイベントであったが、当時私も含めて職員からは存続の危機感というものは感じられなかった。

時の流れを感じます。

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