島根オールロケの、水辺の街で過ごす爽やかで、ちょっと不思議な、新しいヴァカンス映画
都会の喧騒から遠く離れて、水辺の街で1週間のヴァカンス――
海に行き、靴を買い、恋をする?
今回は、映画『神在月のこども』に続いて、 島根県オールロケのちょっとおしゃれな映画『クレマチスの窓辺』のご紹介です。
この日本発のヴァカンス映画を監督したのは、本作が劇場デビュー作となる永岡俊幸監督。
島根県益田市出身の監督です。
島根県の各地が、こんなにフランス映画のヴァカンス映画のように、見えるなんて。
地元の方は、あれ、ここはあそこではと思うかもしれません。また、まだ行ったことがない方には、こんな素敵なところが島根にあるなんてと思いそうです。
さりげない、ありそうな日常、地元の人との交流を描いた作品ですが、公開が待ち遠しいです。
ぜひ皆さんにも見て頂きたい映画です。
詳しくはこちら→https://clematis.space/
水辺の街で過ごす爽やかで、ちょっと不思議な、新しいヴァカンス映画
都会の喧騒から遠く離れて、「出会い=冒険」の一週間のヴァカンス――
海に行き、靴を買い、恋をする?
あまりに風光明媚な、島根県オールロケ作品。
東京生まれ東京育ちの絵里は、ストレスが溜まる都会での生活を抜け出して、地方の水辺の街でヴァカンスを過ごすことに。亡くなった祖母の古民家で暮らす1週間の中で、絵里はその街で生きている人々と交流する。建築家の従兄、そのフィアンセ、大学生の従妹、靴職人、古墳研究者、バックパッカーなど、一癖ある人ばかり。そんな出会いと祖母の遺したものたちが絵里を少しだけ変えていく――
喫茶店で、海辺や湖畔で、家の庭でだらだらとおしゃべり。街中で知り合いにばったり会っちゃってまたおしゃべり。少し長い休暇を田舎の古民家でゆったり過ごす。もしかしたらちょっとした事件があるかも――
風光明媚な島根県オールロケで日本発のヴァカンス映画を監督したのは、本作が劇場デビュー作となる永岡俊幸。主演はモデルとして活躍し、「愛の小さな歴史 誰でもない恋人たちの風景 vol.1」などで女優としてもいま注目を集めている瀬戸かほ。そして、街で出会う人々を個性豊かな俳優陣が演じる。1970年代の日活映画で活躍した伝説の女優・小川節子の約45年ぶりの復帰作となる。主題歌「まどろみ」は、島根県出身のシンガーソングライター・山根万理奈による書下ろし曲。
この度、4月8日(金)のヒューマントラストシネマ渋谷での公開を前に、主人公の従兄妹・菊池みずき役の里内伽奈、菊池駿介役の福場俊策、駿介の婚約者・倉本結梨役の小山梨奈よりコメントが届いた。
<菊池みずき役:里内伽奈 コメント>
初めて脚本を読んだ時、流れている時間がとても穏やかで、たくさんの人と出会う絵里の1週間が輝いて見えました。私が演じたみずきも絵里と過ごした数日は大切な思い出ときっかけになったと思います。撮影中はこの街で生まれ育ったみずきの日常を大切にしていました。完成した作品にも私がこの街で感じた穏やかな時間や澄んだ空気がそのまま詰まっていて懐かしく感じました。そして何よりどこか旅に出たくなりました!この場所にしかない出会いが詰まった作品です。是非劇場で素敵なヴァカンスを一緒に過ごして頂けたら嬉しいです。
<菊池駿介役:福場俊策 コメント>
僕は永岡監督と同じ島根県益田市出身でして、脚本を読んだ時、身近にある田舎特有の問題点も含まれていてハッとしました。田舎は失われることが多く、遺すことへの苦労は絶えません。愛する家族や恋人、仲間のためにもこれらとどう向き合っていくのか。ワクワクしました。
演じた菊池駿介は主人公・絵里の従兄で地方に住む人間です。僕は今東京に住んでいますが、帰省した際に都市開発や今後の地域社会のことを話す場へ参加してきました。年配の方から若い人まで終始アットホームな雰囲気であーだこーだと話す。好き勝手に話すのでそこに生産性はないのですが…(笑)ただ、その時間が大切で、その時間で団結もする。一度止めてしまうと再開するにはそれ以上の労力も体力も消費することを皆分かっています。だから知恵を振り絞る。ですが制約が多いのも事実…それでも大きな希望はそこにちゃんとあるんです。そんな田舎で生きる方々のいきいきとした様を演じられればと、まず両親にインタビューしたことがこの役の出発点です。
この作品を観終わると思わずクスッとなります。冒険に出かけたくなります。そして絵里の今後がとても気になります。1週間のヴァカンスを通じて絵里はどうなるのか。親戚のような気持ちで是非劇場にてお見守りください。
そしてコロナが落ち着きましたら、島根に足を運んでみてください。きっと素敵なご縁が皆さんを待っています。
<倉本結梨役:小山梨奈 コメント>
この度は『クレマチスの窓辺』が劇場公開される運びとなり、とても嬉しいです。
初めて脚本を読んだ時、主人公絵里が、1週間のヴァカンスで、街の人たちと出会い、少しづつ心が揺れ動いていく姿が愛おしく、共に冒険している気持ちになりました。私が演じた裕梨は、おそらく女性に嫌われるタイプの女性かなと。
そして、この小さな街に閉塞感を強く抱いている印象です。
なので彼女独特の女性らしさが腑に落ちました。
完成した作品を観た際、実は絵里だけではなく、街のみんなも絵里という存在によって変化していく様子が、島根の素晴らしいロケーションと共に描かれていて本当に美しかったです。
このとびきりのヴァカンスを、是非劇場で体験していただけますと幸いです。
【監督・共同脚本・編集】永岡俊幸(Toshiyuki Nagaoka)
1989 年 4 月 27 日生まれ。島根県出身。
日本映画学校(現:日本映画大学)卒業後、映画やテレビドラマなどでフリーの助監督として活動。2015 年から短編映画を制作。2018 年制作の『オーロラ・グローリー』は、きりゅう映画祭、日本芸術センター映像グランプリなどで入選。地元島根で撮影した『クレマチスの窓辺』で劇場デビュー。
【キャスト】
菊池みずき役:里内伽奈(Kana Satouchi)
1994 年 3 月 29 日生まれ。東京都出身。
初プロデュース・脚本・主演作『誰のための日』(21/名村辰監督)、『幕が下りたら会いましょう』(21/前田聖来監督) 、『いつか輝いていた彼女は』(18/前田聖来監督) 、「特捜 9 season4」、「ゲキカラドウ」など映画、ドラマに多数出演。現在、「ZIP!」にレポーターで出演中。
西野絵里役:瀬戸かほ(Kaho Seto)
1993 年 11 月 11 日生まれ。神奈川県出身。
2015 年に映画『orange -オレンジ- 』でデビュー。映画、舞台、ウェブドラマで女優として活躍し、ミュージックビデオへの出演も多数。映画『リビングの女王』では第6回賢島映画祭にて助演女優賞受賞。広告やファッション雑誌、ブランドカタログなどモデルとしても活躍の場を広げている。
菊池駿介役:福場俊策(Shunsaku Fukuba)
1985 年 7 月 7 日生まれ。島根県出身。
福岡の大学、大学院を卒業後、大学教員として勤務していたが、2012 年に上京し俳優に転身。映画『めんたいぴりり』(19/江口カン監督)や NHK 大河ドラマ「いだてん」、TBS 日曜劇場「陸王」等に出演し活躍の場を広げている。特技は卓球(芸能人の部優勝)、フルマラソン(2 時間 37 分)。
倉本結梨役:小山梨奈(Rina Koyama)
1993 年 4 月 15 日生まれ。福岡県出身。
役者の他にモデル・ダンスコレオグラファーとしても活動。主な出演作は舞台「Wake Up Giris!」、映画『溶ける(16/井樫彩監督)』、『ZOB (18/竹中貞人監督)』、『されど青春の端くれ(18/森田和樹監督)』、『されど青春の切れっ端たち(21/森田和樹監督)』など。
伏見充役:ミネオショウ(Sho Mineo)
1985 年 1 月 19 日生まれ。東京都出身。
映画『メリーゴーラウンド』(11/岡元雄作監督)で主演デビュー。東葛映画祭でグランプリ、山形国際ムービーフェスティバルで審査員特別賞受賞。代表作に『ラストラブレター』、『さくらになる』、『誰もいない部屋』など。最新主演作『MAD CATS』(津野励木監督)や 23 年公開の大作が待機中。
向井慎一役 : 星能豊(Yutaka Hoshino)
石川県出身。
『センターライン』(2017/下向拓生監督)、『土手と夫婦と幽霊』(2018/渡邉高章監督)など出演作品の公開が続く。待機作に『Dal Segno』(三宅美奈子監督)、『幸福な装置』(田中晴菜監督)、『つめたいあかり』(永岡俊幸監督)など。
小田真司役:サトウヒロキ(Hiroki Sato)
1994 年 8 月 7 日生まれ。北海道出身。
『ゆうなぎ』、『追い風』で MOOSIC LAB2019 長編部門男優賞を受賞する。主な出演作品に『佐々木、イン、マイマイン』(20/内山拓也監督)、『Fear of missing out』(20/河内彰監督)があり、主演映画『この日々が凪いだら』 (旧題:ゆうなぎ)が今年 2 月に公開。
古屋清役:牛丸亮(Ryo Ushimaru)
1980 年 8 月 8 日生まれ。岐阜県出身。
主に映画の出演を中心に活動。近年の出演作品に『かば』(21/川本貴弘監督) 、『いつくしみふかき』(20/大山晃一郎監督)等、多数。
吉岡舞役:宇乃うめの(Umeno Uno)
1989 年 12 月 21 日生まれ。青森県出身。
看護師から女優へ転身し、ドラマ・映画・舞台と幅広く活動中。近作は、ドラマ「神様のカルテ」、「向こうの果て」、「ドクターX」、映画『湯沸かしサナ子、29 歳』(19/東かほり監督) 、『ほとぼりメルトサウンズ』(21/東かほり監督) 、『雨に叫べば』(21/内田英治監督)などがある。
黒木夏子役:しじみ(Shijimi)
1983 年 10 月 6 日生まれ。島根県出身。
2008 年から映画・舞台を中心にフリーで活動している。近年は、映画『横須賀綺譚』、『Motherhood』、ドラマ「刑事アフター5」、「相棒 18」、「相棒 19」、「救星戦隊ワクセイバー」などに出演している。
菊池真紀子役:西條裕美(Hiromi Saijo)
岡山県出身。
L.A.在住中に、アメリカ映画や CM に出演。映画“Rectuma”(邦題『アスラ』) 、“Girls Fight Tonite”(日本未公開)、CM「ディズニーランド」、「インテル」などに出演。また、インド映画“Till The End Of The Rainbow”に出演している。
黒木静子役:小川節子(Setsuko Ogawa)
1951 年 3 月 21 日生まれ。青森県出身。
1970 年、日活でデビュー。『大奥秘話シリーズ』、『薔薇のため息』など数々の映画作品に出演し、18 本もの作で主演を務める。日本テレビ「女子高生殺人事件」ではレギュラー出演した。1975 年、結婚を機に芸能界から離れたが、映画『クレマチスの窓辺』で女優本格復帰した。
【クレジット】 瀬戸かほ 里内伽奈 福場俊策 小山梨奈 監督・編集:永岡俊幸 脚本:永岡俊幸、木島悠翔 プロデューサー:辻卓馬 主題歌:山根万理奈「まどろみ」 撮影:田中銀蔵 照明:岡田翔 録音・効果・整音:中島浩一 ヘアメイク:ほんだなお 衣裳:小宮山芽以 監督助手:長谷川汐海 制作進行:秋山友希 撮影助手:滝梓 車輌:西村信彦 タイトル・ヴィジュアルデザイン:東かほり カラリスト・DCPマスタリング:清原真治 劇中音楽:ようへい、伴正人、sing on the pole 制作:Route9、focalnaut co.,ltd 配給・宣伝:アルミ―ド 協力:島根県観光連盟、松江フィルムコミッション協議会、松江観光協会 後援:ダブルクラウン、TROMPETTE ©Route 9 2020/日本/カラー/62 Twitter:https://twitter.com/clematis_madobe Facebook:https://www.facebook.com/clematismadobe Instagram:https://www.instagram.com/clematis_madobe
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