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「木次線まつり」開催(10月12日(祝日) 12/12にも開催 ―思い出だけにしてはならない「事」がある―

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中国山地をスイッチングで越して島根県と広島県を結ぶ木次線(その先の芸備線)。今年も10月12日のスポーツの日と12月12日に「木次線まつり」が開催されます。今年は「簸上鉄道開業」110周年の記念すべき年です。

島根旅行を計画される方は、是非、お立ち寄りください。また木次線沿線、近郊の方はTBSドラマ『VIVANT』ロケ地めぐりを兼ねてご参加ください。

「きすき駅フェス」チラシ

■きすき線フェス

きすき線フェス。『元気いっぱい木次線まつり』とともに同時開催される『秋の賑わい市』と『鉄道記念日イベント』に『きすきマルシェ スタンプラリー』。天高く馬肥ゆる秋を思わせる盛り沢山の収穫祭です。

場所は、JR木次線・木次駅前広場とチェリヴァホールと隣接するマルシェリーズに商店会。ご家族ご友人と一緒に木次線を利用してお出かけ下さ。車窓から見る秋の色彩もいつもと異なる自然を演じることでしょう。

すべて楽しい企画と演出ですが、『島根国』がお薦めするのは次の三点です。

まずひとつは、簸上鉄道開業110周年記念上映『お父ちゃんのポーが聞える』(10/11上映日と時間注意)です。
1971年の作品です。監督・石田勝心、出演・吉沢京子・司葉子・小林桂樹等。筋肉が萎縮するハンチントン病という難病と闘う、実在した少女の詩集『お父ちゃんのポーが聞える 則子・その愛と死』の映画版です。
オー・ヘンリーの短編小説『最後の一葉』を思い出します。人は愛する人のために必ずできることがある。それは必ず伝わる。

二つは、島根国でも紹介した鉄道カレンダーの販売。今回は『木次線カレンダー』とともに『芸備線カレンダー』も販売されます。
人は人と繋がり新たな出会いと価値を生むように、鉄道は鉄道と繋がってこそ鉄道の存在だと考えます。その意味で木次線は芸備線と、芸備線は木次線と繋がってこそ鉄道の使命を果たすのです。この先は行き止まり、それは古都の袋小路の石畳だから味わい深いのです。

三つは、雲南吹奏楽団の演奏とダンスセッションからの三刀屋高校ダンス部の披露です。
古い方ならご存知でしょう、大原郡木次町(雲南市)出身のジャスピアニストの世良譲。随分前にジャズBARのグランドピアノを挟んでお会いし、オンザロックを飲みながら島根の話で盛り上がりました。俺の思い出だと奏でた曲にスイングしたとき、島根もいいなと五感が揺れたのです。
若者たちのダンスセッションに新たな島根の息吹を見つめてください。

もちろんそれ以外の企画催し物も最高です。木次駅前商店会や本町商店会エリア多くのイベントや飲食の販売が行われます。
きっと楽しい秋の日の一日を提供することでしょう。

『お父ちゃんのポーが聞える』ポスター

■線路は続く、どこまでも

ただひとつお願いです、『島根国』でも何度も紹介した「木次線」と「芸備線」の行く末です。
ものの哀れとして時代とともに滅びゆくものはあります。あるいは生命体としての寿命というものもあります。でも、それを宿命として見送るだけでいいのでしょうか。木次線まつりを楽しみながら、ちょっと「木次線や芸備線の使命と存続」について考えてみませんか。

「考えてどうなるんだ」と思われる方もいらっしゃるでしょう。「考えても変わらない」とおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。でも、違うのです。『考える=思考』することが一歩の始まりです。
その一歩をみんなの思考ではじめましょう。親子で、仲間同士で、そして親や祖先のアルバムを紐解きながら、「木次線」「芸備線」を考えてみませんか。きっとそれは「繋がる」ことを通して「人と人」の繋がりへと続いていくと信じています。

『お父ちゃんのポーが聞える』、あなたにできることがあるのです。それが『勇気』『思い』という見えないパワーとなって行動に現れるのです。

「きすき駅フェス」チラシ

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