シリーズ「心に残る島根の風景」
島根の美しい自然、人とひとの出会いとドラマを、島根の旅をお考えの皆様にお送りします。
神話と港、人と海が織り成す美保関町(松江市)シリーズ
― 人々が戦火から守った仏像群「佛谷寺」 ―
龍海山三明院佛谷寺は、島根半島の右端、島根県松江市美保関町にある約1200年前に創建された山陰第二の古刹です。境内の大日堂には、戦国時代の尼子と毛利の戦火、大火事からまぬがれた、国の重要文化財の五体の仏像が祀られています。また、承久3年(1221)、承久の乱に敗れた後鳥羽上皇、元弘2年(1332)、討幕に失敗した後醍醐天皇が、隠岐配流となった折、風待ちの御座所ともなりました。境内には、江戸本郷は八百屋の娘・お七、愛した吉三郎に会いたさ一心で家に火をつけ死罪。その後、お七の冥福を祈って巡礼に出た吉三郎が、この寺で亡くなったと伝えられています。
『神話と港、人と海が織り成す美保関町(松江市)』シリーズ
①神話と旋律が奏でる「美保神社」
②ロマンと幻夢の「青石畳通り」
③人々が戦火から守った仏像群「佛谷寺」
④神を導き、航路を守る「美保関灯台」
企画・制作:webサイト『島根国』
協力:株式会社オウコーポレーション
■美保関観光の問い合わせ
松江観光協会 美保関町支部
松江市美保関町美保関661 美保関地区公民館 まつえ北商工会美保関支所
電話: 0852-73-9001
ホームページ:https://www.mihonoseki-kankou.jp