一部区間の存続の危機がささやかれるJR木次線。その区間にあるのが日本最大級規模の出雲坂根三段式スイッチバックです。ここを舞台とした木次線応援コミックス『サカネとつむぎとキスキ線』(仮タイトル)制作の支援を呼びかけます(クラウドファンディング)。
コミックス1巻分(A5判・192ページを予定)1,000部の制作費用。締切期限2025年1月31日(金)。
私たちにとって線路も駅も、人や物を運ぶだけの手段や空間ではありません。そこは通勤通学という日常と旅先地や旅立ちの非日常が同居する世界です。全国に繋がる線路だからこそ駅には生活や暮らしとともに、多くの物語があり、人生というドラマが誕生し、そして出会いというコミュニケーションが育ち、ときに祭りのような賑わいを創造するのです。
私たちは全国の町に繋がり、多くの人と出会い、そして未来を築く道(線路)を大切にしたいと考えます。そして、このプロジェクトだけでなくnext(次)の、そしてそのnext(次)の繋がりも応援し、参加します。
木次線応援コミックス『サカネとつむぎとキスキ線』は、『島根国』でも紹介した漫画編集歴30余年の江上英樹さんや、漫画家のたこぱいそんさんたちをはじめ、多くの地元や鉄道ファンの人々の応援によって制作されます。貴方も、是非、クラウドファンディングを通してメンバーに参加してください。
プロジェクトの詳細やここに至る過程、そして参加内容や参加は、下記のサイトをご覧ください。そして、是非、貴方の考えるかたちでご協力ください。
窮地のJR木次線、出雲坂根に漫画で力を!木次線応援コミックス制作へ – クラウドファンディング READYFOR
https://readyfor.jp/projects/sakanecomic
これまでも『島根国』で何度も申し上げてきました。道(線路)は人や物を運ぶだけの手段ではありません。そこにはこの道(線路)があったならいいなと夢みたときからの人々の「思い」と思いから続く「物語」があり、これからも続くのです。
この町に暮らす人とこの地を訪ねる旅人や商い人は「駅」で出会い、五感で感じるのです、今日を、そしてこれからの日々を。これが人と人の繋がりの始まりです。
私たちは木次線を大切にしたい。島根で生まれ、首都圏で暮らす私たちですが、今でも蒸気機関車のせつそうに登るスイッチバックでの喘ぎや、斐伊川の渓流に添って進むディーゼルの囁きが聞こえてきます。集団就職で旅立つ兄姉を見送った駅舎、恋人と共に降り立った駅にいた母、孫をいち早く抱きたいとわざわざひとつ手前の駅で乗車した父、もちろん悲しい別れもありました。そして祭りごとに出た賑やかな臨時列車や駅前の縁日。それらすべてが町であり、生活であり、文化でした。
『島根国』はこれからも木次線と町創りをテーマに、道と出会いを取上げていきます。その一歩として、このクラウドファンディングへの支援をお願いします。
「本」とともに地域で生きる 南陀楼綾繁▼
改訂新版 東京 わざわざ行きたい 街の本屋さん 和氣正幸▼
スイッチバック大全: 日本の“折り返し停車場” 江上 英樹/栗原 景▼
明治の津和野人たち:幕末・維新を生き延びた小藩の物語 山岡 浩二▼
時代屋の女房 怪談篇 村松 友視▼
あの頃映画 「時代屋の女房」 [DVD] ▼
『砂の器』と木次線 村田 英治▼
砂の器 デジタルリマスター 2005 [DVD] ▼
砂の器(上)(新潮文庫) 松本 清張▼
フジテレビ開局60周年特別企画「砂の器」オリジナルサウンドトラック▼
出雲国風土記: 校訂・注釈編 島根県古代文化センター▼
小泉八雲 日本の面影 池田 雅之▼
ヘルンとセツ 田渕 久美子▼
かくも甘き果実 モニク・トゥルン (著), 吉田 恭子 (翻訳)▼
出雲人~新装版~ 藤岡 大拙▼
出雲弁談義 単行本(ソフトカバー)藤岡 大拙▼
楽しい出雲弁 だんだん考談 単行本(ソフトカバー)藤岡大拙/小林忠夫▼
人国記・新人国記 (岩波文庫 青 28-1)浅野 建二▼
QRコードで聴く島根の民話 酒井 董美▼
随想 令和あれこれ 酒井 董美▼
日本の未来は島根がつくる 田中 輝美▼
石見銀山ものがたり:島根の歴史小説(Audible) 板垣 衛武▼
出雲神話論 三浦 佑之▼
葬られた王朝―古代出雲の謎を解く 梅原 猛▼
島根駅旅 ─島根全駅+山口・広島・鳥取32駅▼
おとな旅プレミアム 出雲・松江 石見銀山・境港・鳥取 第4版▼
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