私たち、『島根国(しまねのくに)』の案内人の、シマネミコーズ(略してシマミコ)です。
これから、島根国(しまねのくに)をご紹介し、皆様とのいろんな出会いを探していきます。
どうぞよろしくお願いします。
作 あわたすず
シマネミコーズが現代の女性(20~30代)となって、島根の温泉旅をする物語『シマネミコーズ、温泉の旅路』です。島根の自然や文化、そして人々との出会いの面白さとともに、現代の女性になったシマネミコーズの悩みや喜び、そして試行する生き方も楽しんでください。もちろん、名所旧跡、風光明媚な地も紹介します。
明けましておめでとうございます。
令和3年新春早々の座談会、始まり、始まり。
案内人のオロオロです。よろしく。
私はクシナです。よろしくお願いします。
僕は、やつ子の末っ子。
クシナは、八姉妹の末っ子。
どういうわけか今は僕一人。
そう、クシナも一人。あとおじいちゃんとおばあちゃんの三人暮らし。
僕はどこで生まれたのかは分からない。育ったのは鳥上山の麓。
私もどこで生まれたのか知らないの。おじいちゃんに聞いても、おばあちゃんに聞いても「忘れた」と言うだけ。
二人は仲良し。
そうです。私たちはいつも一緒。
でも、大人たちは・・・
オロオロ、それは言わない。
そうだね。
みなさん、こんな二人です。よろしくお願いします。
僕たちを可愛がってね。