• ~旅と日々の出会い~
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当事者意識をもつ自立したもの同士が時空を超えて、夢・ビジョンの実現に向けて共創する新しい試みをドキュメント形式に紹介するコーナーです

地域と共に創る物語

ふいご

シリーズ 社会・自然とともに「仕事するを哲学する」

わたしたちはひとつの試みにチャレンジします。首都圏というオフィスを離れ、島根の地との関りでビジネスの創造を試行します。島根の文化や社会と、そして自然や人々と何ができるか、何をするか「知恵」を出し合ってみます。それが結果として地域創生の支援となり、自然との共存の新しい試みとなり、ビジネス創造のヒントになれば幸いです。

そのために、まず奥出雲のたたら製鉄の里を訪ねます。神話と産業、文化と自然に触れ、あらためて創造の原点であった製造業(ものづくり)を考えます。

時間軸の進行とともに紹介するドキュメント形式ですので、最後までまとまりに欠け、あちこちに飛びますが、どうか最後までお付き合いください。

第一回 あの日、あなたは輝いていた。「変革と提言」

思い出が思い出で終わることなく、島根の自然と人びとの出会いと関係を通して新たなビジネス価値創造を目指す、その活動を紹介します。創意共創に向けての対話もあれば、島根の自然と文化との魂のふれあいもお伝えします。その過程を通して、仕事をすることを考え、新たな関係からビジネスが創造できればと考えています。

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第二回 静寂な夜空のもと、炭火を囲み仕事を語る

奥出雲町佐白の古民家を改築した『百姓塾』。その広い庭で、炭火の灯を囲み、地元の人々を交え語るのでした。今日、見学したたたら製鉄の数々を、これからの『仕事』のあり方を、そして自然との共棲と地域との連携を。

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第三回 たたら製鉄展示品の先にある仕事する人と生活

たたら製鉄の案内人の尾方豊さんの説明を聞き、たたら製鉄の展示品、櫻井家・絲原家の庭園や家屋に見入る首都圏から来た仲間たち。彼らは何に感動し、何に見入っているのだろうか。時折、見慣れた展示品から目をそらして彼らの視線の先や顔色を窺うことにしたのです。

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第四回 たたら製鉄の旅で考えた、尺度と環境

随分古い話になります。1964年の東京オリンピックを描いた市川崑監督の『東京オリンピック』(1965年公開)は、東映のチャンバラ映画や日活の青春映画にない、物の見方と考え方を教えた画期的な映画でした。同時に世界の民族の多様な感受性と人びとの様々な感性を尊重することも教えたのでした。

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第五回【心覚え】たたら製鉄の旅をたどって

「みて、トンボがとまってる。」パートナーが日差しよけに羽織っていたレモン色のカーディガンの肩に、手のひら大の蜻蛉がまるで手作りのアクセサリーのようにビタリとくっついていて、写真を撮っても移動していても離れない。たたら製鉄の旧家である絲原家の庭園を巡っている時のこと。

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第六回 「働く」という概念規定を考える

「幸せはおいらの願い 仕事はとっても苦しいが 流れる汗に未来を込めて 明るい社会を作ること ・・・(略)」苦しい仕事をどうして汗を流して頑張るのだ、そんな先にどうして明るい未来があるのだと、子供心に思ったものです。

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第七回 進化する内臓と教育される脳 ― 飢えの恐怖と消費の拡大欲求としての働き ―

第六回で、「働くこと」の反対語を取上げ、働くことの目的を幾つかの概念に分けました。そのひとつが「消費」でした。「働くことが生きるために強いられた活動ならば、反対語はその生きる為の原点である『消費』」であると。

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第八回 覚書・奥出雲たたら製鉄旅を哲学した① ― たたら製鉄を「具体化と抽象化」で考える ―

次のステップに向け、仕事(労働)について「抽象的面」と「具体的面」から考えてみます。仕事に限らず何事にもあてはまることで、抽象化と具体化を行ったり来たりする思考回路こそが未来への扉を開く人間のみがもつ英知です。(AIの今後を含めて検討できたなら楽しいと思います)。

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第九回 覚書・奥出雲たたら製鉄旅を哲学した➁ ― 人類の進化の中で「仕事(労働)」を考えた・前篇 ―

現生人類のホモ・サピエンス。600万年前、猿人ともチンパンジーとも分からぬ奇妙な生命体が地球に誕生したらしい。200万年前に人類のような(あるいは猿のような) さまざまな生命体に分化し、その幾つかの生命体が道具や火を使い進化した。シナントロップペキナンシス(北京原人)、ピテンカントロプス・エレクトス(ジャワ原人)、ネアンデルタール、クロマニョン、そしてホモ・サピエンス。

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